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​理事長所信

【はじめに】


 私たち一般社団法人美濃青年会議所は昭和39年5月13日に、先輩諸氏の英知と努力により創立され、地域を明るい豊かな社会を築くため今日まで脈々と受け継がれてまいりました。その歴史ある美濃青年会議所の第56代理事長を務めさせていただくにあたり、身の引き締まる思いで一杯であると共に、次代へこのバトンをしっかりと渡す責任の重さを感じています。これまでの運動を通じて、地域へ様々な提言を行なってきたこの運動を閉ざすことなく、会員一丸となって議論を重ね、自ら汗をかき諸先輩方の運動の軌跡を辿りつつ時代に即した提言を本年も行ないます。また、運動を推し進めるためには仲間が必要と考え、会員拡大に尽力し、このJC運動をより強大なものとしていく所存です。

【青年会議所とは】


 青年会議所とは、明るい豊かな社会を目指す団体です。私たち会員は企業の一員であり、家族の一員であり、個人です。そして青年会議所に所属する一人ひとりの置かれている環境は全員違います。多様な会員が集まることによって行なえる運動は無限にあります。それぞれが目標を持ち一年間を運動することの積み重ねが大きな力となり明るい豊かな社会へとつながっていきます。
 この一年目標を掲げ第一歩を踏み出しその目標を達成しましょう。それが自分自身の成長へとつながり、そして全員が目標を達成することによって新たな気づきが発見でき明日へとつながります。

【まちづくりとは】


 「まち」とは、ある日突然できるものではありません。長い歴史を経て地域に根差した生活をする人が増えたため「まち」となります。我々が暮らすこの美濃市も長い歴史を経てできています。では地域に根差した生活とは何でしょうか。それは農業、工業、商業等の産業のサイクルが地域で完結できることが一つに挙げられます。そのサイクルの輪が大きくなれば豊かになります。私たちの住む「まち」の輪をより大きくするためには、異業種のメンバーの集まるJCにおいて、活発な意見を出し合い自己と会社の成長と共に、地域に必要とされる人材となると考えます。

【未来を担う人材へ向けたメッセージ】


 私たちが育ったこの美濃市には多くのたからが詰まっています。自然、歴史、文化そして人です。私たちは幼少期のころから、このすべてを五感で感じその積み重ねが美濃市の魅力となり、今尚この地域で生活しています。メンバーそれぞれ幼少期には多くの思い出と言う名のたからが詰まっているのではないでしょうか。そのたからを今を生きる子ども達へ強烈なメッセージとして伝え、同じ時間を共有することで、次代を担う子供達もこの美濃市に愛着を持ち続けることとなると考えます。

【仲間と共に】


 今日までJC運動を続けられるのは、先輩諸氏の並々ならぬ努力というバトンをしっかりと繋いでこられたおかげに他なりません。そして、今尚我々会員への協力を惜しむこと無く、日々尽力いただいております。我々は今後もこの運動を途切れることの無いよう次代へとバトンタッチするために、先輩諸氏から多くを学び感謝の心を持ち接すると共に、一人でも多くの仲間と時間を共有することで、最大限の力が発揮され更なる運動へと繋がります。

【結びに】

 

 青年会議所の会員であると共にこの美濃市で生活する一市民であることを胸に、それぞれの立場において何を求められているのか考え、行動に移し、多くの仲間と喜びや苦難を共有し切磋琢磨し自分を磨いていきましょう。そして「明るい豊かな社会」の実現をする為に、同じ志に向かっていけるようご指導、ご協力をお願いいたします。

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